突然ですが、「花巻」という食べ物をご存知でしょうか。
こんな見た目。
なぜ急に「花巻」かというと、私の好物だからです。
こんなにも美味しく幸せになる食べ物は、他にないと言っても過言ではないのに、なぜか低い知名度…納得がいきません。
実際、記事を書くにあたり同僚に「花巻」の話をしたところ、「ふーん (興味なし)」と言われました。
悔しい!!もっと興味持って!!
「花巻」とは、簡単にいうと肉まんの皮部分だけで作られた蒸しパンです。
中華料理の点心の一種なので、中華料理屋さんでしか出会う機会がなく、その機会も絶対ではないという悲しさ。
置いてないお店も結構あるんですよね…花巻。
その分メニューに「花巻」を見つけた時の喜びは大きく、味はそこそこであっても、それだけで素晴らしいお店の仲間に入ります。
「花巻」は中に何も入っていない分、生地のモチモチとふっくらしている感じが存分に堪能でき、何よりどんな料理にも合う万能な主食だと、声を大にして言いたいです。
世の中にはご飯、パン、麺、いろいろと主食はありますが、和洋中、どことも喧嘩せず調和が取れるのは「花巻」以外ないんじゃないでしょうか。
個人的には「花巻」が圧倒的に、主食選手権の頂点にいると思います。(異論は認めます)
ちなみに「花巻」を外で食べるのはハードルが高いので、私は定期的にお店で買っています。
そのお店というのは、札幌駅にある「餃子館」。
名前の通り餃子がメインで、私もよく餃子弁当を買ったりもしますが、メインは「花巻」なんですよ!!
餃子に騙されてはいけません。
こちらのお店、かれこれ10年近く通っているのですが、「花巻」を注文すると必ず「中に何も入っていませんが宜しいですか?」と聞かれます。
これは、それだけ「花巻」の知名度が低いということを物語っており、知らないお客さんが「思っていた商品と違う!」と言ってクレームになるのを防ぐため。
ここまで防衛線を張った状態で売られている「花巻」が、不憫でなりません。
この記事を書いていたら「花巻」熱がぐんぐんと上がってきたので、帰りに買って帰ろうと思います。
今夜のご飯は「牛肉とチンゲン菜、卵のオイスターソース炒め + 花巻」かな。
「花巻」を食べたことのない方は、是非とも一度は味わってみてください。
きっと、ご飯の際に「花巻」と合わせて食べたい!と、思ってしまうはず。