2022年8月、4月にリニューアルオープンしたばかりの「花もみじ」のプレミアフロア「urara」のスイートルームに泊まってきました。
プレミアフロア「urara」は客室最上階の11階になります。かけ流しの温泉付き客室と専用ラウンジが利用できる文字通りプレミアムなフロアです。
今回は4人で「プレミアムスイート」に宿泊しました。
まずは1階のラウンジで一息。
ウイスキーやビールなどのアルコール、コーヒー、紅茶にソフトドリンクがそろっており、どれを飲もうか迷いました(笑)
クッキーやナッツなどのお菓子もありました。お部屋に入る前からこの盛り上がりっぷりです!
では早速、11階のプレミアフロアに向かいましょう。
プレミアフロア「urara」
角にある一番広い部屋が今回のお部屋「プレミアスイート」です。
まずはこの広いお部屋(105平米)を見てください! 定山渓の景色が堪能できる窓際には奥行きが1メートル以上あるソファ。これが快適な座り心地で、コーナー部分はこのままここで寝てしまいたい……というくらいの広さなんです。
ミニキッチンもあり、コーヒーやお茶のほか、冷蔵庫にはお水も。そしてちゃんとウエルカムスイーツ(オリジナルの温泉まんじゅう)が置かれていました!
入って左側の主寝室にはダブルベッド2台とデスク。ベッドはシモンズです。デスクでパソコンを広げてちょっとメールを確認してみました(温泉で仕事なんて無粋ですよね…)もちろん館内は無料WiFiが設置されています。
トイレや洗面所も広々としています。そしてとってもオシャレ!
リビングには大型テレビ。手前のオットマンも十分座れる大きさです。奥にも寝室がありこちらにもダブルベッドが2台。どちらの寝室も落ち着ける雰囲気です。
そしてその奥には、温泉!
こちらのお湯はナトリウムー塩化物泉。疲労回復や筋肉痛などに効果があるとのこと。熱めのお湯が出るので、入りたい時間の少し前からお湯の準備をしておくといいかもしれません。
手前に休息スペースがあって、なんとここにも冷蔵庫。お水やポカリスエットが用意されていました。もう至れり尽くせり!
部屋にある温泉で、洗い場や鏡、シャワーが近くあるのがうれしいですね。
シャワーはサイエンスミラブルplus ウルトラファインミスト。細かい泡は毛穴の奥まで届くそうです。
お湯につかりながら見る定山渓の眺めは最高です。
それにしても、温泉に入ってすぐ、人目を気にせずビールを手に、ごろんと横になれるってたまりませんよ(笑)
お抹茶体験もできる専用ラウンジ
では、いよいよプレミアルームの宿泊客のみ利用できるラウンジに潜入してみましょう。
部屋のキーをかざして入る専用ラウンジは、見ての通りとてもオシャレな空間です。
冷蔵庫の冷たいドリンクをはじめ、コーヒー、紅茶にビールや日本酒、ワイン、そしてなんとシャンパン(モエ・エ・シャンドン!)まで用意されています。もちろん飲み放題。
しかも茶釜で抹茶をたてて、好みの茶碗でいただくことができるんです
点て方を書いたブックレットが用意されているので、さっそくそれを見ながら、チャレンジしてみました。動画で詳しくレポートしているので、そちらもご覧になってくださいね。。
お茶菓子のおはぎも用意されていました。一見おはぎとは思えないカラフルなひと口サイズのおはぎでした。
本や新聞などもおいてあり、ジャジーなBGMと照明でとっても落ち着ける空間でした。
もちろん大浴場にも行ってみた
お部屋があんまりステキなので、部屋から出るのを忘れてしまいそうですが、大浴場に行ってきました。
大浴場は12階の展望風呂「風月」と2階の「もみじ湯」があります。また、連絡通路を通って「鹿の湯」の温泉も利用できますが、今回はせっかくのプレミアムスイートなので、花もみじを満喫することにしました。
「もみじ湯」は、ジャグジーのある内湯と和風の岩風呂の露天風呂があります。内湯にはジャグジーもあり、部屋のお風呂とは一味違う入浴体験ができます。
パウダールームは仕切りがあるので、落ち着いて髪を乾かしたりスキンケアを行えるのがよかったです。
湯上りにゆっくりできる休憩スペースもあります。「温泉といえば!」の卓球スペースもありました。
貸切風呂も用意されているのですが、今回は部屋にお風呂があるため利用はしませんでした。体がいくつあっても足りない!
ディナーは温泉の後で
温泉を堪能したあとは胃袋を満足させましょう。
夕食は用意された個室でいただきます。落ち着ける和室でした。
食前酒のハスカップ酒(ハスカップは千歳産)と誕生日お祝いのシャンパンでまずはカンパイ!
ハスカップ酒は甘さと酸味のバランスがとれた飲みやすいフルーツリキュールです、
早速前菜が運ばれてきました。
書ききれないくらい盛りだくさんなんですが、「ヴィシソワーズ」「ヒラメ昆布〆」「車エビ塩ゆで」「もろ久」「明日原明太マヨ」「こけ黒豆」「穴子煮凍り」「ほおずきサーモン」「青うめ白扇揚」となります
バラエティに富んだ味で満足度高いです。
続いてお造り「北海の旬 五点盛り」。
「松川鰈」「つぶ」「塩水雲丹」「中トロ」「牡丹海老」の味わいも食感も様々な海の幸が5品きれいに盛り付けられて登場。どれもおいしかったのですが、しっかりした歯ごたえで旨味の強い松川鰈が私のイチオシです。
お次は「焼もの」で、ローストビーフが運ばれてきました。お魚もおいしいですがやっぱりお肉もおいしい!
やわらかくでジューシーな味わいに大満足です。ズッキーニやパプリカ、アスパラガスなどグリルした夏野菜が添えられており、これもおいしいんです。お塩と山わさびをお好みでつけていただきます。
右のお椀に入っているのは、「和風カプレーゼ」です。
焼ものの次は「煮もの」。
「鮑(アワビ)のやわらか煮」は、煮おろしのやさしい味わいが絶妙でした。丸茄子、白舞茸、ブロッコリーにも鮑の旨味がしっかり。温かいうちに食べてしまいましょう。
ステキな器の「海鮮茶碗蒸し」は、あっさりしたカニあんに濃厚な雲丹の組み合わせがマッチしていました。もっと食べられそう!
カニと金糸巻の酢の物は、見た目にも涼やかです。
さきほど、もっと食べたい、と思ったのは失言でした。ここでお寿司がでてくるんです。〆サバ、そい、筋子、雲丹、水蛸と一味違ったラインナップ。
デザートはマンゴープリン。甘いプリンとさわやかな酸味のフルーツが美味しかったです。
ご馳走様でした!
JOZANKEI NATURE LUMINSRIE
ちょうどこの時期、近くの二見公園で宿泊者限定のプロジェクションマッピングのイルミネーションイベントが開催されていたため、腹ごなしを兼ねて覗きに行ってきました。
この日はかなり雨が降っていて、宿で借りた草履ではかなり足場があぶなっかしく、ゆっくり体験できませんでしたが、とても幻想的に美しさでした。
お天気よかったらなぁ。
お夜食も忘れずに
部屋に戻りました。
あんなにおなかいっぱいになったはずなのに、ラウンジに「いなりずし」があるときくとつい……。
3種類あってどれもおいしかったです(そう、3個いただきました)
ではそろそろ休んで、明日の朝食に備えたいと思います(笑)
朝食はバイキング
朝食はバイキングです。和洋中バラエティに富んだメニューがずらっと並んで、もう、どうしていいかわからない(笑)くらいです。
気にせず、和洋中ごちゃまぜで食べたいものをいただくことにしました。
パンもとっても食べたかったのですが、おかずから考えるとご飯をチョイス。
ほんとに悩みます。ちなみにプレミアスイート宿泊だと朝食も個室で食べることができました。
お土産も忘れずに
お土産のショップは1階にありました。大きなスペースではありませんが、おいしそうなお土産がいっぱいで予想以上に買い物をしてしまいました。
名残惜しいですがそろそろチェックアウトの時間です。
まさにプレミアムな時間を堪能できました。
グループ旅行や記念日などの思い出作りにはもってこいのお部屋だと思います。
<花もみじ>
住所 : 〒061-2303 北海道札幌市南区定山渓温泉西3丁目32
電話番号 : 011-598-2002(予約専用ダイヤル)
料金(目安) : 16,500円 ~ 44,000円(日付、人数による)