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おこもり旅に最適! お部屋に露天風呂のある「翠山亭倶楽部定山渓」を堪能してきた

コロナウィルスが幅を利かせる中、注目を集めているのが「おこもり旅」。宿でのんびりしながらおいしい食事や温泉を楽しむ旅、いいですよね。

中でも「露天風呂付のお部屋がある宿」で「おいしい食事が味わえる」なら、部屋から一歩も出ないでもいいのでは?!と思えるリラックスした旅が楽しめます。おひとり様にももってこい。

今回訪れた「翠山亭倶楽部定山渓」は、まさに「おこもり旅」の最適解!と言い切れる「オトナがリラックスして温泉とおいしい食事を楽しむには最上級」の宿でした。

札幌の中心地から車で1時間で行ける「定山渓」は、多くのホテルや温泉が立ち並ぶ一大温泉地です。大浴場を備えた大きなホテルから、小ぢんまりした宿まで多くの温泉宿が並ぶ中、今回チョイスした「翠山亭倶楽部 定山渓」は定山渓を中心にユニークな宿を提供している「第一寶亭留グループ」の中の1軒です(「ホテル」ではなく「寶亭留」というところにこだわりを感じますよね)。

「寛」「食」「湯」がテーマの「翠山亭倶楽部定山渓」の部屋数は14室。すべての部屋に内風呂があり、今回チョイスしたのは「露天風呂付和洋タイプ60平米」。部屋に露天風呂がついていて、これはもう行く前から一歩も部屋から出たくない感が。

では、レッツ「おこもり温泉旅 最適解の宿」へ!

【到着!エントランスから部屋へ】

エントランス写真 

よく見るとロビーのソファは畳ふうスペースの上に! 新型コロナウィルス対策のため、チェックインと説明は部屋の中で行いました。

そしてじゃーん! これが本日宿泊のお部屋です。

お茶とお菓子をいただきながら、食事や館内の説明を聞きました。お部屋の鍵も木。
 

この建物が少し変わった作りになっていまして、宿泊棟と食事やロビーなどの棟が0.5階分高さが違っていまして、ロビーは宿泊棟の1.5階に相当し、1階の部屋にいくには0.5階分降りる形になります。

さて、一息ついたら、今回の旅のメインイベント「温泉」に向かいます!

【おこもりポイントその1「湯」】

部屋のお風呂も楽しみですが、夕食前にひとっ風呂ということで、まずは大浴場に向かいました。

大浴場は1階にあり、宿泊棟の1階からまっすぐ歩いていきます。
部屋数が14室ということもあり、大浴場は小ぢんまりした印象ですが、露天風呂もサウナもあります。利用時間は15:00~深夜3:00&早朝5:00~10:30。午前と午後で男湯と女湯が入れかわります。

誰もいなかったため、パチリ。
 

お風呂上りには、冷水ポットにはいったレモン水(これおいしいのでおすすめ!)、冷蔵庫には懐かしの「ラムネ」(ビー玉ついてるやつ!)で水分補給。ラムネは翌朝にはなかったので、補充がないのか、夜だけなのかはわかりませんが、飲みたい方はお早めに。

あ、ドライヤーは、熱で髪が痛まないというダイソンのオシャレなヤツ(Supersonicヘアードライヤー、ですw)でした。せっかくなので試してみたい方はぜひ。シャンプーやボディソープなどは部屋にもありますが、メイク落としは大浴場のみ設置なので、部屋から一歩も出たくない!という人以外は、まずは大浴場がおすすめです。

ちなみに第一寶亭留系列の各宿の温泉をはしごすることもできます(循環バスがある)が、1泊旅行でのんびり、ゆっくり「おこもり」するなら、あえて温泉巡りしなくてもいいかな、と個人的には思いました。

次に、全ての部屋に設置されている内風呂をご紹介。

ヒノキの香りが心地よいお風呂で、最初から7~8分めまで、ぬるいお湯が張ってあります。

 

理由は源泉がすごく熱いため、熱い湯を足すこと前提でぬる湯がはってあるのでした。
(源泉ではない普通のお湯を熱さを調整して足すこともできますが、せっかくなら、ね)

大浴場に行かない場合は、ここで体や髪を洗いましょう。シャワーキャップや泡立てネットなどのグッズも用意されています。浴室内にシャンプーやコンディショナーは備え付けてありますが、宿泊者は別途アメニティセットがもらえますので、それを試すもよし。
 

アメニティセットは、ログシタン、アルガン、ミキモトコスメティックスからお好きなものをチョイスできます。これはロクシタンとアルガン。

このまま、露天風呂に入る場合は、バスローブを羽織って、部屋の窓側にある露天風呂に向かいましょう。脱衣場&洗面所で紙を乾かしたり、スキンケアをするもよし。ちなみにお部屋のドライヤーはパナソニックのナノイーでした。

また、北海道コスメ「白雪美精」のフェイスマスクもお部屋にありました! お風呂上りでも寝る前でもお好きなリラックスタイムにぜひ。

そして今回のメインイベント部屋付の露天風呂。

和室の窓の向こうに露天風呂があります。屋根もついているため、雨が降っても大丈夫。湯につかってお湯があふれ、湯量が減ると自動的にお湯が足されるしくみで、気にせずザッバーンと豪快に入っても大丈夫。

 

身体や髪を洗うのは内風呂ですませて、ここは純粋に温泉につかるのを楽しむのみのお風呂です。夕方、夜、朝と、それぞれ雰囲気も空気感も変わるので、何度でも入りたくなるし、何度入ってもオッケーです。入りたくなったら徒歩0分。

お湯加減は適宜熱いお湯がプラスされることもあり、まさに「いい湯だな~」状態でした。

ちょっと戸惑うのは、どこで裸になって服を脱いで露天風呂にいけばいいのか、という点。
露天風呂への出入り口近くの棚にタオルの入ったカゴがおいてあるので、ここで裸になっるべきか、内風呂の脱衣場で服を脱いで、ガウンを羽織ってベッドのある洋室と和室を横切っていくべきかやや悩みます。和室で裸で着替えというのも、友人との2人旅だったりするとちょっと恥ずかしいというか、見ているほうも(いや見ませんけど)どうしていいのかわからないというか。

あ、おひとり様ならなんの気兼ねもありません、裸で部屋を横切ってください!

ほかにリビングスペースが浴室になったスパリビング客室(部屋で岩盤浴!)もあるそうなので次回はぜひそちらも試してみたいです。

次はお待たせしました。温泉宿のもう1つの楽しみ「お食事」です。

【おこもりポイントその2「食」】

まずは夕食。夕食は懐石や鉄板焼などいくつかのプランが用意されていますが、今回予約したのは「野菜がメインの滋味和食膳」。

今回は、館内をいろいろ見たかったため、食堂での夕食を選びましたが、「おこもり旅」のだいご味ともいえる「部屋食」の懐石膳も選べます。ちなみにお膳で一度に運ばれてくる部屋食のポイントは「温かいものからいただく」こと。

食事は個室になっていて、ほかの宿泊客と顔を合わせることはありません。

 
さて気になるメニューです。秋の味覚がふんだんに味わえそうな「豊穣の膳」。

まず「季節のろわいやる」。茶碗蒸しふうの松茸とボルチーニ茸のお椀。和洋のバランスが絶妙なやさしい味にほっこり。

前菜。フルーツにのせたしめ鯖をチーズクリームのソースでいただくなどこれも和洋折衷。

 

本日のお造り。どれも新鮮で美味なり。お椀は花びら茸とカニのしんじょうのお吸い物。
 

かわいい器に入っているのは…蕪の海老味噌田楽。
 

そしてメインのお肉。道産牛ステーキと焼野菜。醤油と赤ワインのソースと生わさびでいただきます。

ごはん。香の物に佃煮と、これだけでおかわり出来ちゃいます。お茶漬けにしたいくらい。部屋食で、もしご飯が少し冷たくなってしまったら、ポットがあるので、お茶漬けにしてしまうのもありだと思いました。

デザートは秋らしく「栗のもんぶらんあいすくりーむ」

ふー、満腹。和食をベースに洋風の味付けや素材をプラスすることでモダンな味が楽しめました。

おなか一杯といっておきながら、夜中に小腹が空いてしまう。あるあるです。

そんなときはフロントに電話をしましょう。

「お夜食」を持ってきてくれるのです!

メニューは「いなりずし」。甘すぎず、だしのきいたいなりずしでした。ペロッと食べてしまいましたが、これくらいでちょうどいい感じです。

なぜなら朝とは思えないボリュームの朝食が翌朝に待っているから。

朝食は食堂での提供となります。できるだけ部屋にいたい方は、遅めの朝食にして、そのままチェックアウトしてしまってもいいかも。

朝食はデザートのみ後からとなります。

 

小鉢はもずくとがごめ昆布。鉢物は、手作り豆腐と豚の角煮。焼き物は、焼き魚(ほっけ、鮭、カレイから希望を選択)とエビのさつま揚げ、出汁巻き玉子に大根おろしを添えたもの。

八寸は、ホタテとタイのお造り、道産たらこ、オリジナルの佃煮「翠のひと味」、梅干しにレモンドレッシングのお野菜。

お味噌汁はアサリとワカメでした。ごはんとお粥からお好きなほうを選べます。

デザートは、オレンジピュレを合わせたヨーグルトにミックスベリーのソース。これ、もっと食べたい!

【おこもりポイントその3「寛」】

温泉と食事に加えて、快適なおこもり旅の最後のポイントはお部屋。

テレビはもちろん、USENも利用できるのがうれしいポイント。

好みの音楽を聴きながら、読者などするもよし、テレビを見ながら美容タイムにするもよし。

飲み物はカセットタイプのコーヒーメーカーが用意されているほか、冷蔵庫にはビールからウーロン茶、ミネラルウォーターに炭酸飲料、トマトジュースなどが用意されていて。無料で飲み放題。フリードリンクってやつですね! 連絡すれば補充してもらえます。ポットでお湯を沸かすこともできます。ホットドリンクから冷たいものまでなんでもござれ。
 

そして食事から帰るとポットに入った「はちみつレモン(何とか)」が用意されていました。これがまたおいしいんですよ! 体にもよさそうだし。

ベッドでごろごろだらだらするのも、おこもり旅らしい過ごし方。枕は固いものからふわふわなものまで3種類6個用意されているのて、好きな組み合わせで使用することができます。

鏡の前でお肌のお手入れに時間を費やすもよし。洗面所ではなく、デスクに大きな鏡があるのは意外と便利なポイントです。
 

ほら、もう部屋から一歩もでたくなくなっちゃったんじゃないですか?

【おこもり旅でも足を運びたいラウンジ】

中2階にあるラウンジはソファとカウンターの落ち着いた空間です。昼間はコーヒーマシン、紅茶やお茶、ジュースなどのドリンクに、ケーキなどが用意されているので、早めにつきすぎて夕食までに時間があるときには、ここでゆっくり過ごすのもあり。

 

テンダーがカクテルを作ってくれるのですが、なんと一部メニューを除き、ここでも無料でお酒を楽しむことができるんです。
 

ダメですよ、無料だからって飲みすぎちゃ!

おこもり旅のはずが、つい部屋を出て
足を運んでしまうステキな空間なのです。

以上、駆け足で「翠山亭倶楽部定山渓」のおこもり旅プランをご案内しましたが、いかがでしたでしょうか。

百聞は一見に如かず、で「翠山亭倶楽部定山渓」の見どころをまとめた動画をご用意しました!

え、先に言え? 失礼しました。4k動画で上記のおこもり旅ポイント、ぜひ確認してくださいね。

ホテルの外も紅葉がきれいでした。こもってないで外も散策すればよかったかな? それはまたの機会ということにします。

翠山亭倶楽部定山渓
http://www.club-jyozankei.com/

〒061-2302 北海道札幌市南区定山渓温泉西2丁目10番地
011-595-2001